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TVアニメ【ワールドトリガー】第1期のあらすじや第2期開始の情報を公開

TVアニメ「ワールドトリガー」は漫画家「葦原 大介」さんによるSFアクション漫画で、2013年より連載が開始され、2021年1月時点でコミックス22巻まで発売されている人気漫画が原作のTVアニメです。
TVアニメ版は2014年から2016年にかけて第1期が放送され、2021年1月より第2期が放送されています。
第1期は全73話構成となっています。
今回はTVアニメ「ワールドトリガー」のあらすじや第二期放送開始の情報を踏まえながら、ワールドトリガーの魅力を語っていきます。

1. TVアニメ「ワールドトリガー」第1期のあらすじ

人口28万人をようする三門市に、ある日、異世界へのゲートが開いた。
「ネイバー」と呼ばれる異世界からの侵略者が、そのゲートから現れ、三門市を蹂躙し、街は恐怖に包まれた。
こちらの世界とは異なる技術を持つネイバーに、地球上の兵器は効果が薄く、都市の壊滅は時間の問題だと思われたが、突如現れた謎の一団がネイバーを撃退して、街を救った。
その謎の一団は「ボーダー」と呼ばれ、ボーダーはネイバーのテクノロジーを独自に研究し、こちら側の世界を守るために戦う組織である。
ボーダーはわずかな期間で巨大な基地をつくり、ネイバーに対する防衛体制を整えた。

物語は、ネイバーが現れた4年後の三門市で、主人公の一人である三雲 修(みくも おさむ)と空閑 遊真(くが ゆうま)との出会いから始まる。
三雲の通う中学校に"外国から"の転校生、空閑がやってきた。

ある日、学校の不良少年たちに絡まれた空閑と、空閑を放っておけなかった三雲は不良少年たちに連れられ、立ち入り禁止エリアに入ってしまう。
立ち入り禁止エリアとは、ネイバーのゲートが発生するエリアで、ボーダーが一般市民を巻き込まないように設定したエリアである。
そして、立ち入り禁止エリアに入ってしまった三雲たちの前に、ゲートが開きネイバーが現れ、三雲たちに襲い掛かる。

2. TVアニメ「ワールドトリガー」用語説明

登場人物紹介の前に、ワールドトリガーに出てくる用語の説明をしていきます。
これらの用語を理解していないと、登場人物紹介の文章を読んでもよくわからない部分が出てくると思いますので、ぜひご参考にしてください。
書きすぎると長くなるので、なるべく必要最低限の情報だけ記載します。

2-1. ボーダー

ボーダーとは、正式名称を「界境防衛機関」と言い、ゲートを通って異世界から現れたネイバーやトリオン兵を撃退するために作られた組織のことである。
ボーダーに所属する隊員は、ボーダー隊員と呼ばれ、ボーダー隊員たちは基本的にはチームを組んでおり、S級、A級、B級、C級の4つの級が設けられている。
S級・A級・B級のいづれかの隊員は正隊員と呼ばれ、C級は訓練生と呼ばれる。
S級隊員は「ブラックトリガー」と呼ばれるトリガーを使う者だけが該当し、S級隊員はチームではなく個人で活動している。
ブラックトリガー「風刃」の所有者だった主人公の一人、迅 悠一は元S級隊員である。
迅の他にもう一人S級隊員がいる。
A級隊員はボーダーの中でも最強の部類に分類されるチームで、強敵などが出現した際はA級チームを中心に戦いが行われる。
また、ゲートの向こうの異世界の調査チームにはA級隊員から選抜されるため、主人公たちは次回の異世界調査までにA級隊員に昇格することを目標としている。
B級隊員はボーダーの中で中核を担うチームで、B級の中にもA級クラスの強さを持った隊員がいる。
主人公の三雲・空閑・千佳の3人はB級隊員であり、空閑の強さはA級クラスの隊員にも引けを取らない。
C級隊員は訓練生であり、訓練生は基本的に訓練以外でのトリガーの使用を認められておらず、許可なくトリガーを使用した場合は罰則が与えられる。

2-2. トリガー

トリガーとはボーダーが使用する武器のようなものである。
トリガーには様々な種類があり、ボーダー隊員によって使用するトリガーも変わる。
近接戦を担当する隊員はアタッカータイプのトリガー、中距離戦を担当する隊員はガンナータイプのトリガー、長距離戦を担当する隊員はスナイパー系のトリガーをそれぞれ使用する。
また、複数のタイプのトリガーを使いこなす万能の隊員やトラップが得意なトラッパーなどもいる。
また、トリガーを起動すると、生身の身体はトリガーの中に格納され、トリオン体でできた身体が現れる。
そのため、トリガー起動時は攻撃を受けても生身の身体には影響はなく、痛みなども設定により軽減したり、逆に戦闘の雰囲気を味わうために痛みを感じる設定にしたりすることができる。
ただし、ダメージを受けすぎるとトリオン体が消滅し生身の姿に戻る。

2-3. ブラックトリガー

通常のトリガーよりも強力な性能を持つトリガーである。
ただし、ブラックトリガーは誰もが使えるわけではなく、ブラックトリガーが使用者を選ぶため、ブラックトリガーに選ばれないとブラックトリガーを使うことはできない。
ボーダー側が所持しているブラックトリガーは第1期の時点では2つである。(空閑のブラックトリガーを入れると3つ)

2-4. トリオン

トリオンとは、トリガーの原動力となるエネルギーのようなもの。
トリオンは人の中に存在し、人によって持っている量が異なる。
トリオン量が多ければ多いほど、トリガーを使って強力な攻撃をすることができる。

2-5. サイドエフェクト

サイドエフェクトとはボーダー隊員の中でも数名が持っている特殊能力のようなもの。
主人公のうち空閑・千佳・迅の3人はサイドエフェクトを持っている。
また、主人公たち以外でも、常人の6倍の聴覚を持っている者や相手の強さを色で識別できる能力を持っている者などがいる。

2-6. ネイバー

ネイバーとは異世界の住人の総称だが、こちらの世界では、ネイバー=機械型の怪物みたいなやつという認識をしている人が多い。
後述するが、機械型の怪物みたいなやつはトリオン兵と呼ばれるものであり、ネイバーがつくった兵器のようなものである。
実際には、ネイバーの中にも様々な人がおり、空閑のようにこちらの世界を侵略するつもりがないネイバーもいる。
ネイバーの目的は、トリオン器官の強いこちら側の人間を拉致して自分たちの世界に連れ去り、自国の戦争などで兵士として利用したりすることである。

2-7. トリオン兵

トリオン兵とはトリオンで動くロボットのような怪物である。
トリオン兵にも様々なタイプがおり、aiboのような犬型ロボットみたいなトリオン兵もいれば、形容しがたいデカい怪物みたいなトリオン兵までいる。
トリオン兵の頭に目のようなものが一つ付いており、そこを攻撃することで倒すことができる。(強力な攻撃力を持つボーダーであれば、関係なく粉砕できるっぽい。)

3. TVアニメ「ワールドトリガー」登場人物紹介

※登場人物はある程度限定して記載します。登場人物詳細については別記事で執筆予定です。
※ネタバレ要素も含みますので、ご注意ください。

3-1. 三雲 修(みくも おさむ)

本作の主人公の一人。15歳。三門市立第三中学校の中学3年生の男子生徒。
身長168cm。血液型A型。5月25日生まれ。うさぎ座。好きなものは親の手料理と橋。
玉狛第2チームリーダー。C級隊員→B級隊員。
見た目は、眼鏡をかけた、どこにでもいそうな普通の男子中学生だが、実はボーダー隊員のシューターである。
正義感がとても強く、空閑に「面倒見の鬼」といわれるほど面倒見がいい。
戦闘においては、トリオン量が低く戦闘能力は低いが、戦術には長けている。
当初は本部所属のボーダー訓練生(C級隊員)だったが、玉狛(たまこま)支部に移籍し、玉狛第2として空閑と千佳と一緒にチームを組み、三雲自身はチームの隊長となる。

3-2. 空閑 遊真(くが ゆうま)

本作の主人公の一人。15歳。三門市立第三中学校の中学3年生の男子生徒。
身長141cm。好きなものは日本の食べ物。
玉狛第2のC級隊員。→B級隊員
三雲と同じ中学に"外国"から転校してきた転校生だが、その正体はゲートの向こうの異世界から来たネイバーである。
父親より「もし俺が死んだら日本に行け。俺の知り合いがボーダーという組織にいるはずだ。」という話を聞いており、父親の死後、日本に来ることになった。
空閑の使うトリガーはう指輪の形をしたブラックトリガーである。
このブラックトリガーは、向こうの世界での戦闘中に、瀕死状態になった空閑を救うため、空閑の父親が自分の命と引き換えに作ったものであり、指輪の中には瀕死状態の空閑の肉体を封印し、空閑の身体をトリオン体で再構築したことにより空閑は一命をとりとめた。
その際に、髪の色も黒から白に変わり、睡眠を取らなくてもいい体になった。
ボーダー加入後は自身のブラックトリガーを使用することを自粛し、ボーダーのトリガーを使うことにしたが、元々の戦闘力が高く、ボーダーのトリガーでもA級レベルの強さを見せる。
人の嘘を見破るサイドエフェクトを持っている。

3-3. 雨取 千佳(あまどり ちか)

本作の主人公の一人。14歳。三門市立第三中学校の中学2年生の女子生徒。
身長140cm。血液型A型。2月11日生まれ。かえる座。好きな物は小動物・子供・白いご飯・働くこと。
玉狛第2のC級隊員→B級隊員。
膨大なトリオン量を持っており、ボーダー入隊後の狙撃手のオリエンテーションでは、訓練会場の壁をぶち壊すという破壊力を見せ、周囲を驚愕させる。
また、ネイバーの目的が「膨大なトリオンを持ったこちら側の人間の子供をさらって、自国の兵力にする」ことにあるため、膨大なトリオン量を持つ千佳は、ネイバーやトリオン兵から狙われやすい。
これだけのトリオン量を持ちながらも「人を撃てない」という弱点を持っていたが、狙撃した相手を直接傷つけることなく動きを封じる「レッドバレット」を習得して、弱点を克服していく。
兄や友人がネイバーにさらわれており、彼らを取り戻すためA級に昇格して、向こうの世界への遠征選抜に入ることを目標としている。
トリオン反応を察知するサイドエフェクトを持っている。

3-4. 迅 悠一(じん ゆういち)

本作の主人公の一人。玉狛支部所属の19歳。
S級隊員→A級隊員。
身長179cm。O型。4月9日生まれ。はやぶさ座。好きな物はあげせん。
いつもあげせんを食べており、口癖は「あげせん食う?」。
自称「実力派エリート」を名乗っているが、実力派折り紙付きで本作に登場するキャラクターの中でも最強クラスに分類される。
もともとは「風刃(ふうじん)」というブラックトリガーの使い手でありS級隊員であったが、とあることがきっかけでブラックトリガー「風刃」を手放し、A級隊員になる。
「一度目にしたことのある人間であれば、その人の少し先の未来が見える」というサイドエフェクトを持っており、迅の予知能力で、数々の困難を乗り越える。
ただし、このサイドエフェクトも万能というわけではなく、見える未来は、最善の未来から最悪の未来までいくつもの道が分かれており、「その過程においてどのような選択をするか」によって未来は変化する。

3-5. レプリカ

空閑のお目付け役であり、多目的型トリオン兵。
見た目は黒い炊飯器のような形をしており、作者曰く「モデルは作者の家にあった炊飯器」だそうだ。
様々な知識を持ち、空閑にアドバイスを送るが、最後には「決めるのは遊真だ。」といって、決断は空閑にゆだねている。
トリオン兵の分析をしたり、分身を作り出して他の隊員に張り付いてトランシーバー的な役割をしたりと、その機能は多岐にわたる。
豊富な知識で空閑たちを助けており、彼らの頭脳的な存在である。
迅からは「レプリカ先生」と呼ばれる。
大規模侵攻編では、敵の一団を強制的に本国に帰すため、敵船に入り込みシステムを操作するが、レプリカ自身も敵船に残されたまま彼らの国へ一緒に連れていかれてしまう。
レプリカがいなくなった後も、レプリカの分身が残っていたため、空閑はレプリカがまだ生きていると信じ、A級隊員になり遠征メンバーに入りレプリカ奪還を目指す。

3-6. 宇佐美 栞(うさみ しおり)

玉狛支部のボーダー隊員。17歳の女子高生。
玉狛第1および玉狛第2のオペレーターを兼任する。
元々は本部所属で、A級3位の風間隊のオペレーターをしていた。
オペレーターとは戦闘をアシストする隊員のことで、物理的に戦闘には参加しないが、敵の動きを予測して遠隔で指示を出したりする。
宇佐美はかなり優秀なオペレーターである。

3-7. 木崎 レイジ(きざき れいじ)

玉狛支部のA級隊員。21歳の男子大学生。
玉狛第1(木崎隊)の隊長を務める。完璧万能手。
近・中・遠すべての範囲戦に対応できる完璧万能手である。
身長も191cmあり筋骨隆隆な見た目であるが、冷静沈着な性格の持ち主でもある。宇佐美からは「落ちつた筋肉」と称される。
三雲たちが玉狛支部に入ってからは、千佳の師匠として、千佳に狙撃手の訓練を行っている。

3-8. 小南 桐絵(こなみ きりえ)

玉狛支部のボーダー隊員。17歳の女子高生。
玉狛第1の隊員。攻撃手。
見た目は、女子高生のねーちゃん、と言った感じだが、実力は攻撃手個人戦3位とかなり強い。
人の言ったことを信じやすく騙されやすい性格で、烏丸にいつもからかわれている。
三雲たちが玉狛支部に入ってからは、空閑の師匠になっている。

3-9. 烏丸 京介(からすま きょうすけ)

玉狛支部のボーダー隊員。16歳の男子高生。
玉狛第1の隊員。万能手。
本名は烏丸(からすま)だが、親しい間柄のひとたちからは「とりまる」と呼ばれる。
基本的にクールな性格のイケメンでポーカーフェイスを決め込んでいるが、無表情で小南をいじるなどおちゃらけた一面もある。
戦闘においては、万能型であり、近距離戦・中距離戦をそつなくこなす。
また、タイムリミットが発生するが、勝負を決めにかかるときはオプショントリガー「ガイスト」を使い短期決戦に持ち込む。
三雲たちが玉狛支部に入ってからは、三雲の師匠になっているが、三雲のトリオン量の低さに少し苦戦している。

3-10. 林藤 匠(りんどう たくみ)

玉狛支部の支部長。
見た目が若干ハンターハンターのレオリオ、もしくは、鋼の錬金術師のヒューズに似てる雰囲気の眼鏡をかけた34歳のおっさん。
空閑の父である空閑 有吾とは先輩・後輩の間柄であり(有吾が先輩)、有吾には恩義があるため、息子である遊真を保護する目的で玉狛支に勧誘した。

3-11. 林藤 陽太郎(りんどう ようたろう)/ 雷神丸

林道陽太郎は玉狛支部にいる5歳の男の子。雷神丸は陽太郎の相棒のカピバラ。
支部長の林道 匠と苗字は同じだが、親子関係なのかどうかは不明。
いつも相棒のカピバラ「雷神丸」と一緒にいる。
動物と会話ができるサイドエフェクトを持っているらしいが、相棒の雷神丸はほとんど陽太郎の言うことを聞かない。
ちなみに雷神丸は二日目のカレーが大好物らしい。

4. TVアニメ「ワールドトリガー」の感想

結論から言うと、めちゃくちゃハマりました。
当初は、知り合いのモンスト兄さんから、
「ワールドトリガーって見たことあります?今度モンストコラボやるんですけど、動画取りませんか?」
というお話があって、見たことないから軽く見ておこう・・・
と思ったら、3日間で第1期の全73話観終わりましたw
というくらい個人的にはハマったアニメです。
この速度は、SAO(ソードアートオンライン)シリーズ全96話を2日間で制覇した次に早いスピードでしたw

ワールドトリガーはいわゆるSFアクション系のアニメです。
異世界からの侵略者と自分たちの世界を守るヒーローたちのバトルものですが、それぞれの主要キャラクターに様々な思いが込められていて、観ていくうちにどんどん物語に引きずり込まれていきます。

主人公がさえない男子中学生、だけど実はボーダー隊員でめちゃくちゃ強かった!という流れになると思いきや、主人公の三雲の戦闘力はめちゃくちゃ弱い。
物語が進んでいくにつれて、「あれ?これ主人公三雲だよな?」と思って調べたら、本作は主人公4人構成だったということに気が付き腑に落ちました。

第1期の段階ではまだまだ謎が多いですが、第2期にどのように話が展開されていくのか楽しみですね。
・A級隊員を目指す三雲たちはA級隊員になり向こうの世界への遠征選抜に入れるのか?
・レプリカ先生はどうなったのか?
・向こうの世界に連れ去られた人たちはどうなったのか?
・捕虜としてとらえたアフトクラトルのヒュースたちはどうなるのか?
・新たな敵が現れるのか?
など、見所たくさんですね。

この記事が上がっているころには、すでにアニメ第2期もモンストコラボもスタートしていると思いますが、第1期から見たい方は、下記の動画配信サービスなどを活用してみてくださいね!

5. TVアニメ「ワールドトリガー」第2期放送開始

2021年1月より、TVアニメ「ワールドトリガー」の第2期の放送が開始されました。
第2期では惑星国家「ガロプラ」のメンバーがボーダー本部を襲撃する【ガロプラ編】や【B級ランク戦】などが描かれるようですね。
また、第3期の制作もすでに決まっているようですので、これから先が楽しみですね!

5. TVアニメ「ワールドトリガー」を観ることができる動画配信サービス

2021年1月現在、「The OC」はいくつかの動画配信サービスで見ることができます。
そのうちのいくつかを紹介します。

5-1. Hulu(フールー)

Huluは2週間の無料トライアルを開催しています。
この機会にぜひチェックしてみてください。

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5-2. U-NEXT

U-NEXTも、31日間の無料期間があります。
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5-3. dアニメストア

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5-4. Netflix

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